背中ニキビとマラセチア

 

 

 

背中ニキビとマラセチアについて

マラセチアと呼ばれるカビの一種が増殖すると、背中にブツブツといった赤みが生じることがあり、背中ニキビと似たような症状となります。

 

赤くてやや光沢があるという点では、背中ニキビと同じような症状であると説明できますが、カビが原因のこの症状はマラセチア毛包炎という皮膚炎の一種なのです。

 

一昔前までは、マラセチアは外耳炎で皮膚炎とは無関係であると考えられてきましたが、近年の研究によって皮膚炎の原因となることが判明しました。

 

背中部分に引き起こされた大人ニキビだと勘違いし、市販で販売されている薬で対応しているという方はいらっしゃるかもしれませんが、中々症状が改善されないという場合は、マラセチア毛包炎かもしれません。

 

小さなブツブツに加えて膿が溜まるという症状も背中ニキビと酷似しており、間違える方が多くいらっしゃるのは事実です。

 

マラセチア毛包炎は背中だけではなく、ニキビと同じように胸や肩、額やこめかみといった顔にもできることが多く、汗をたくさんかいて皮脂が過剰に分泌される季節に活発に活動するという特徴があります。

 

それに、マラセチア毛包炎は幅広い年齢層に見られるという傾向があり、時として強いかゆみに襲われることも少なくないので、厄介な症状であると言えるでしょう。

 

一般的に、背中ニキビであれば初期段階の白ニキビであれば、放置していても自然と解消されることがありますが、マラセチア毛包炎は自然治癒が難しく、ニキビの治療法とは全く異なります。

 

ニキビとマラセチア毛包炎の違いは、素人ではとても判別することができないので、ニキビケアで症状が全く治まらないという場合は、無駄な治療を避けるためにも専門医の診断を受けるべきです。

 

個人の症状によって治療方法は異なる可能性があるものの、基本的にマラセチア菌が原因だと診断がついた場合、抗真菌外用薬を塗って症状を改善していきます。

 

治療が困難な皮膚炎ではないものの、薬による対処を行わなければ治る望みはほとんどないので、早めに病院を受診した方が良いでしょう。

 

上記でも説明したように、マラセチア菌はアクネ菌と同じように皮脂を好むという特徴があるため、予防方法としてはシャワーなどを浴びて汗をかいたままにしないことが大切です。

 

外出中でシャワーを浴びられないというのであれば、濡れたタオルなどでしっかりと汗を拭き取り、清潔な状態で肌を保つ心掛けを行ってください。

 

 

 

 


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